捜査協力やめれば「対価」 ユニバーサル弁護士が元社員に和解案

フィリピンでのカジノ計画をめぐる同社の贈賄疑惑でFBIなどから調査されているユニバーサルエンターテインメントの代理人荒井裕樹(第一東京)は、疑惑を告発した元社員に対し民事訴訟を提起した。

さらにその裁判のなかで、「元社員が発言を撤回し捜査当局への情報提供をやめれば、民事訴訟を取り下げるとともに一定の対価を元社員に支払う」などという買収工作的な和解案を提出していたことが分かった。

元社員中野隆文氏の代理人は勝部環震(東京)。

 

ロイター2014年05月8日

 捜査協力やめれば「対価」 ユニバーサル弁護士が元社員に和解案