兵庫県弁護士会・宮野皓次、業務停止2月
「本当に情けない…」依頼を4年半放置した弁護士を懲戒処分
-産経(2014.3.12) http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/140312/evt14031209500004-n1.html
依頼を放置したとして、兵庫県弁護士会は11日、神戸市中央区多聞通の「宮野皓次法律事務所」の宮野皓次弁護士(72)を業務停止2カ月の懲戒処分としたと発表した。処分は10日付。
県弁護士会によると、宮野弁護士は平成20年11月、男性から債務整理の依頼を受け、男性が70万円過払いしていたことなどを把握していたが、回収手続きなどをせず25年5月までの間、放置。男性に過払いはないとする虚偽の報告をしたり、事件の進捗(しんちょく)状況などを説明しなかったりしていたという。
同会の鈴木尉久会長は、「弁護士全体の信頼を損ない、残念。職業倫理以前の問題で、本当に情けない」とコメントした。
処分は2014年3月10日付け。登録番号16934。