総合的な不祥事対策の取組について 東京弁護士会
東京弁護士会は近時発生している弁護士不祥事への総合的対策として、次のような施策に取り組んでいることがわかった。
1 預り金等の取扱いに関する会規の制定
【旧会規からの主な変更点】
①会による照会・調査の要件の拡大
②照会・調査に対する回答および協力義務の拡大
2 市民窓口の機能強化
(1)苦情情報の分析
(2)苦情情報の積極的活用
(3)苦情情報の対象会員への通知
3 紛議調停における情報の活用
4 会費滞納情報の活用
5 弁護士倫理研修の強化
(1)中間倫理研修の開始
(2)倫理研修のさらなる強化・活性化の検討
6 弁護士相談窓口の充実
(1)会員サポート窓口
(2)弁護士業務妨害対策センター
(3)チューター制度
(4)若手相談室(新進会員活動委員会)
(5)こころの相談「ほっと」ライン
(6)東京都弁護士国民健康保険組合によるメンタルヘルスカウンセリング
7 東京弁護士会ウェブサイトの「ご意見・ご要望」への投稿の活用